ハーバード大スープ作ってみました
この夏体調を崩した私は、今一度自身の健康と、食事について再考する機会を持ちました。子供を産んでからの30年、すぐに病院へ行くという習慣はなくなり、まず、状況把握と情報収集をする。というと固いですが、「どんなんかな?」と体に聞く、「どうしたらいいかな?」とアンテナを高くする・・・という、いたって原始的な方法です。今回も初めての便秘に遭遇して「私の腸はどうなっているの?」と。おかげで、いろいろなことを学ぶことができました。それらのことをいくつかにまとめて見ようと思います。まずは・・・
食事について
あるときラジオをから「1975年の食事」が健康的である。という情報が流れた。これは東北大学大学院農学研究科食品化学分野の都築毅准教授が15年ごとに調査している結果だという。(詳しく知りたい方は「1975年・健康・食事」で検索)低カロリー、低脂肪で、植物性食品や魚介類、納豆などの発酵食品、海藻、緑茶の摂取が多いことが要因だという。経済的にゆとりの出てきた1975年の食事は、おかずの種類も多く、発酵食品(味噌汁・漬物等)も良くとっているというしなおかつ以前より塩分は控えめになっているという。しかし一人暮らしの私としては、おかずの種類を多くというのはなかなか難しい。そこで、おかずという言葉をおいて、「箸休め」と言われるものを作り置きするという手もあるのに気づいた。もう一つは大好きな「糠漬け」をはじめた。今まで何度やってもぬか床を駄目にしてきたが、つけないときには冷蔵庫に入れることのできる大きさのタッパで・・これなら、残った野菜を無駄にしなくて良いしね。
そしてハーバード大スープ
このスープは、免疫と食事の関係を研究されている麻布病院院長、高橋 弘さん考案の野菜スープです。
先生は、ハーバード大学で免疫とがん・免疫と食事の関係を長年研究されてきたことから、ハーバード大学式野菜スープと言われているそうです。(詳しく知りたい方は、ハーバード大スープで検索) この野菜スープの効果の源ファイトケミカルとはファイト(photo)ギリシャ語で植物 ケミカル(chemical)は化学成分 ファイトケミカルは植物が作り出す天然の成分で、しかもこの成分は植物にしか作ることのできないものだそうです。ちなみに、ファイトケミカルの機能は、抗酸化作用・免疫力を高める・血管の老化を防ぐ・がん予防・美容に良い・眼を健康にする・・とうれしい事ばかり。
だから作ってみました
基本は、キャベツ・玉ねぎ・人参・かぼちゃの4種類の野菜。もちろん季節の野菜を入れてもOKです。
ポイント 野菜は皮ごと使う。適当な大きさに切る。(玉ネギはむきました)ファイトケミカルは外側の皮の部分に多く含まれているため皮をむかない方が良い。 蓋がしっかりできる鍋を使う。食塩や調味料は使わない作り方・・・鍋に水たっぷり、切った野菜をいれ煮立ったら弱火で煮込む。野菜が柔らかくなったら出来上がり。
感想
私はこれに大根、ゴボウと水煮の大豆を入れてみました。麻布医院の基本のスープは野菜を取り出してスープだけの写真がアップされていたが、スープだけでなく野菜も一緒に食べてみるととてもおいしい(そのことも説明されていたが)。それに、野菜の色がきれいです。当然調味料も塩も入れてないので薄味ですがとてもいいです。少し寒くなってきた日の朝食や、夜食に最適だと思います。何もいれないといいますが、野菜の味がいっぱい詰まっているのですよね。